愛に囚われて (1994)   - 英作品 -


Captives

あらすじ

アッパーミドルの裕福な家に育ち、望まれるまま結婚したものの夫の不倫が原因で離婚した歯科医のレイチェル。生まれて初めての大きな挫折を味わった彼女は、勤め先の刑務所内の診療所でフィリップという囚人に出会う。彼は、結婚を機に渡り歩く生活から足を洗いながらも妻の不倫が原因で彼女を殺害し刑務所に送り込まれていた。自分の思い描く愛に囚われている女と、囚人として自由を奪われている男。そんな二人はやがて激しい恋におちてゆくが、他の囚人が二人の関係に気づき、それを種に付け込もうとする。

主な出演者

ティム・ロス (フィリップ)
ジュリア・オーモンド (レイチェル)
キース・アレン (レニー)
ショバン・レッドモンド (スー)
ピーター・キャパルディ (サイモン)

見どころ

原題のCaptivesは、(とりこ; 捕虜. 捕虜にされた; 拘束[束縛]された; 魅惑された.)という意味で、お互いのとりことなっていく様を、囚人役の ティム・ロス、歯科医役のジュリア・オーモンドが見事に演じてくれるワケです。刑期も終わりに近づき、週に一度の外出(学校)の合間に逢瀬を重ねるスリリングなひととき。時間が惜しいワケなので、濃縮された時を過ごす二人。刑務所内では、治療時が顔をあわせることのできる唯一の時ですが、公にできないもどかしい関係は、ワタシを引き込むのに十分でした。贔屓目ナシで、ティム・ロスは本当にセクシーさたっぷりです。彼の罪は、妻殺し。悩んで揺れる女医(定番)。そしてお約束の悲劇は、二人の関係を知った別の囚人が、女医を外部との接触に使おうと、彼には"彼女を傷つける"、彼女には"彼を傷つける"と脅し、お互いを守りたいが為、その条件をのんで…。ま、ロミオとジュリエットなお話です。よくある"禁断の恋"ですが、イギリス映画だけあって、これでもかという位の悲劇に仕立ててあるのが◎。

撮影地

  • London, England, UK